HP Stream 11 (2014年発売モデル)にLinuxをインストールしてみる

諸事情により引っ越しが相次いだため、久々のブログ更新である。

ちょうど1年ほど前、Linuxで運用しようと思い購入してあったHP Stream 11。買ってしばらくはXubuntuを入れて使用していたが、去年の夏にリリースされたWindows 10を試す目的でインストールしてからは、Windowsノートとして使っていた(本当のところを言うとWindowsが入った状態で放置されていた)。スペックは以下の表の通り。まあ、最近良く見るウィンドウズタブレットと似た構成である(Atomプロセッサーに2GBのメモリの悲しいスペックは何度見たことだろうか)。Windows 10は素晴らしいOSである(と個人的には思っている)が、正直言ってこのスペックでウィンドウズを動かすのは無理があると感じた。

HP Stream 11 (2014年発売モデル)
CPUIntel Celeron N2840 (Bay Trail-D)
メモリ2GB DDR3L
ストレージ32GB eMMC (めっちゃ少ない!)
モニター1366×768 非光沢ディスプレイ
インターフェースUSB 3.0 × 1, USB 2.0 × 1, HDMI, Audio Out, SDカードRW
LANケーブル挿すとこがない

ということで、再度Linuxを入れて運用しようと思ったのである。ディストロは個人的に気に入っているXubuntu、バージョンは最新の15.10にすることにした(ここからダウンロードできる)。最新のLTSである14.04にする手もあったが、もうあと2ヶ月も待てば16.04が出ることだしそれまでの繋ぎとして最新版を入れることにした。ダウンロードしたISOイメージをUnetbootinを使いUSBドライブに焼く(以後自分用メモ)。その後、再起動する前にWindowsの設定でFastbootを切っておく。あとは電源を切って再起動中にEscapeキーを連打。BIOS的なのが立ち上がるのでF8を押してUSBをブートデバイスに指定。Xubuntuのメニューが出るので、Install Xubuntuを選択。

Xubuntuのインストールの際、ドライバの問題でネットに繋がらないことが稀に良くあるので注意。その場合は、USB-LANケーブルアダプタを使い有線でネットに繋ぐ(スマホからUSBテザリングするという手もある)か、とりあえずネット環境無しでインストールを進め、のちインストール終了後ドライバを導入するかの2つの選択肢がある(前者が圧倒的に楽なのでそちらをお奨めする)。後者の場合、インストール終了後に、USB-LANアダプタを使いネットにつないだ上で


sudo apt-get update
lspci

を実行。lspciでネットワークドライバの種類を調べ、対応するドライバを導入する。

以上。インストール後Xubuntuのテーマとかも少しいじってみたので、それについてまた後日記事を書こうと思う。

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