オープンソース万歳。私がプロプライエタリなソフトが嫌いな理由

オープンソースって、その理念からしてかっこいいよね。 人民の、人民による、人民のためのソフトウェア。みんなで作り上げるソフト。最高。これもあって私は中学生の時からFirefox信者だし、MS OfficeではなくOpenOfficeを使っているし、PhotoshopではなくGIMP使ってる金がないだけ。いや、無料ってのもでかいけどね。

 オープンソースのいいところ

ぱっと思いつくOSS(オープンソースソフトウェア)の強みはこんな感じ。
  • 広告なし・無料
  • 著作権などの問題がない⇒DRMフリー(これ大事)
  • 多くはクロスプラットフォーム
  • 派生版・modの充実

 広告なし・無料

広告ってうざいよね。タダに勝るものってないよね。やっぱり企業が開発してるソフトって、元を取らないといけないから広告収入に頼るか、直接ユーザーから金取るか、どちらかの手段を取らざるを得ない。その点、コミュニティが育ててるソフトは広告ゼロ・そしてゼロ円!

 DRMフリー

で、人気の有料ソフトって絶対海賊版が出回るから、制作会社側はコピー対策としてDRMを組み込まないといけない。まあこれは仕方ないんだけど、Adobe Creative Cloudとか、Microsoft Officeの認証とか、正規利用をしてても、手続きが煩わしかったりパソコンに認証ソフトが常駐するからリソース食ったりでいいことがない。金払ってるのに自由にソフトを使えない。なんだそれ。OSSはそもそもがタダだからDRMとかいう重くてうざいソフトを入れる必要がない。

クロスプラットフォーム

MS Officeも、Photoshopも、Linuxで使えないのが難点。OSSは殆どがWindows/Mac/Linux対応してるから、システムに縛られないのがイイ。

派生版の充実

有志がいろいろな目的に特化した派生版を作ってたりする。例えばOpenOfficeとか、派生のLibreOfficeにコードが引き継がれてめっちゃ本家より発展してるし、GameCube・WiiエミュレータのDolphin Emulatorとかも、ロースペックパソコン用の派生版Ishiirukaがあったり。こういうことはプロプライエタリなソフトではできない。

逆にOSSの弱みはあるのか?

OSS最高!死角なし!と言いたいところだけど、そう世界は甘くない。最大の弱みは、プロプライエタリなものとの相性の悪さ。Linuxの初期設定で一番鬱陶しいのもここ。ドライバ問題。ワイヤレスカードとか、グラフィクスドライバとか、プリンタとか、その辺のプロプライエタリなブラックボックスとは相性が滅法悪い。
もう一つの大きな弱みが、マーケットシェアの問題。MS Officeは必ずしも最高のオフィススイートではないかもしれないが、みんな使ってるからこれじゃないとだめだとか、そういう問題。オープンな規格ばかりではないのが現実。PidginでLineはできないし、LinuxでIllustratorのファイルは扱えない。そういう欠点もあります。

でも、やっぱりOSSは神

OSSだけで生きるのには限界がありますが(てか無理)、フリーソフトの強みは価格面だけではありません。もっとOSSが認知され、広がっていってくれれば、と思います。

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